myfamilyclinic

2016年6月30日

女性の健康をその生涯にわたりサポートするウィメンズ ヘルス

ウィメンズ ヘルス(Women's Health)とは?


わたしたちマイファミのスタッフは、

当院で提供している診療内容、医療サービスを地域に広く知っていただき、

医療機関をよりよく活用していただくための院内活動を行っています。


この5、6月の2カ月間は、

『ウィメンズ ヘルス:Women's Health』

について集中的に活動を行ってきました。



ウィメンズ ヘルス ... ???

ふだん聞きなれない言葉かもしれません。

「婦人科外来のこと ??? 」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かにこれまでの「婦人科」と重なるところもあります。


ただ、ウィメンズ ヘルス(「女性外来」とも呼ばれます)は、

女性をその生き方、ライフスタイルにおいて、より多様的に、

人生の時間軸の中において、より長期的に、

そして、医学的な診断だけでなく、その人の社会の関係性においても、より複眼的に、

サポートしていくものです。




ひと言で表すと

ウィメンズ ヘルスとは、

女性の一生涯にわたる健康」をサポートすること

と言えるでしょう。


大切な医療サービスである「ウィメンズ ヘルス」


 マイファミでは、2011年の開業以来、

ウィメンズ ヘルスを大切な医療サービスのひとつとして行ってきました。

なぜなら、

女性は家庭や社会の中で様々な役割や責任を担いながらも周りを優先して、

自分の身体のことについては二の次になってしまうこと ...





また、心身に不調を感じても、相談しやすい医療機関が少ないと感じていること ...

そのような傾向があるからです。




そこで、わたしたちは、みなさんにわたしたちの取り組みをより広く知っていただき、マイファミを活用してもらい、女性を支える存在になりたいと願っています。


患者さんとの対話から実感したウィメンズ ヘルスの必要性


具体的な活動として、診療内容ごとに担当者を決め、

その担当者が活動を検討し、決めています。

はじめは、DVDで収録したものをご覧頂こうと予定しました。

しかし、収録時間はおよそ6分と短い内容ですし、

伝えたい事が本当に伝わっているのか心配になり、

患者さんのお顔を見ながらお伝えすることにしました。

ある日の診療日、女性の患者さんが待合室に数名いらっしゃる時を見計らい、

手作りの資料を用いてお話しさせていただきました。

その様子をご紹介いたします。

1日目


私は緊張してしまい、資料の内容を間違いなくお伝えするのに精一杯でした。

それでも、患者さんは私の拙い話を最後まで聞いてくださりましたが、

釈然としない初日でした。

2日目以降


この日より、院長のアドバイスで、対話形式で行うことにしました。

すると患者さんは





「そうなんだ!」

「知らなかった」

「今から先生に相談してみようかしら」

など、ご自身の感想や質問も言ってくださり、

笑顔で話しを聞いていただけるようになりました。

日を追うごとに患者さんとの距離が縮まり、最初の活動を無事終えることができました。


「わたし」と「ウィメンズ ヘルス」


女性の心身は、年代によって大きく変化し、それに伴い症状や悩みも変わっていきます。

私は40代の更年期です。

2030代の頃、自分が更年期になるなんて全く想像できませんでした。

しかし、40代を迎え、心身の変化や症状を実感するようになりました。


2年前の春のことです。

やる気が起こらず、無気力な状態が続き





以前のように家事をやりこなせない自分を責め、人に会うことも外出も億劫になり、

私は心の病かも知れないと思っていました。

夏になり、暑さのせいか益々やる気が無くなり、症状は辛くなるばかり。

これではいけないと、当クリニックで診察を受け、漢方薬を飲み始めました。

すると日を追うごとに症状が軽くなり、子供に冗談が言えるようになりました。






2年経った今、調子は良く、半年前から筋トレを始め、健康維持に努めています。


年代を問わず、私のように何かしら女性特有の症状をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そのような女性に、

元気で楽しく過ごしていただくために、

わたしたちはサポートいたします。

マイファミのウィメンズ ヘルスで

家庭医による一般外来

産婦人科医による女性専門外

を設けております。


診察のほかに、子宮がん検診ブライダル検診も受け付けております。


院内にはウィメンズ ヘルスのリーフレットをご用意しております。

また、リーフレットの内容についてはホームページでもご覧いただけます。

カラダのこと、ココロのこと、どんな小さなことでも結構です。

どうぞ、わたしたちにお気軽にご相談にいらしてくださいね。



看護助手・医療事務  小田 典江